2025年05月01日

GW明けに起きやすい「五月病」と職場のメンタルヘルス対策

こんにちは!
今年もGWの季節を迎えましたね!
みなさんGWの予定は立てられましたか?

ところで、楽しいゴールデンウィークを過ごした後、連休明けに仕事を開始するタイミングで「何となく元気がない社員が増えた気がする」「新入社員の様子が気になる」と感じることはありませんか?

もしかすると、「五月病」が原因かもしれません😥

五月病は一時的なものとして軽視されがちですが、放置すると離職や長期休職につながるケースもあり、注意が必要です!

今日は、企業として取り組むべきメンタルヘルス対策について、社労士の視点からご紹介します!

1. 「五月病」とは? なぜ5月に増えるのか?
◆五月病とは?
正式な医学用語ではありませんが、主に以下のような症状が見られます。
 • なんだかやる気が出ない、無気力
 • 出社がつらい
 • 食欲不振・不眠
 • 不安感・焦り・イライラ

◆原因は『心と体のアンバランス』と言われています。
 • 新生活(入社・異動)よる環境変化のストレス
 • 期待と現実のギャップ
 • 連休中の生活リズムの乱れ などなど…

特に、新入社員や若手社員、中間管理職層に発症しやすい傾向があります…!

2. 【3つの柱】企業ができるメンタルヘルス対策
①「気づく」ための仕組みづくり
 →管理職・OJT担当者への教育:日常会話や業務態度から変化を察知できるようにしましょう。日頃からのコミュニケーションが大切ですね。
 →定期的な1on1ミーティング:業務の進捗確認だけでなく、感情面についてもフォローを行いましょう。

②「相談できる」環境整備
 →相談窓口の周知(産業医、社内相談窓口など)
•相談しやすい“空気づくり”も大切です。
話しやすい相手、信頼できる相手、話した内容が守秘されるなどの安心感も大切ですね。

③従業員の健康を「守る」ための制度と運用
 →ストレスチェックの活用(年1回+適時)
 →柔軟な働き方の導入(時差出勤・リモートワーク)
 →休職制度や復職支援プログラムの整備など

3. メンタル不調を「予防」する職場づくりのヒント!
◆日常的なコミュニケーションの質を高める!
→単なる「声かけ」ではなく、「関心を持って聞く=傾聴する』ことで、相手との信頼関係が深まります。

◆仕事の目的や意味を伝える
→新入社員や部署異動等で、新しい仕事に慣れず、思い悩んでいる方もいるかもしれません。
そんな時は『なぜこの仕事をするのか』を説明&理解してもらうことで、やりがいと自律性が育ちます。

◆感謝や承認の言葉を惜しまない!
→当たり前のように思えますが、『ありがとう』『あなたが〇〇してくれて助かったよ』など、相手への感謝や褒める一言が、社員のメンタル安定に大きく作用します。日頃から感謝の言葉を伝えてください。

4. 社労士ができるメンタルヘルス支援
 私たちとまと社労士オフィスは、企業のメンタルヘルス対策を制度と実務の両面から支援が可能です!
 • 就業規則や社内規程の整備
 •ハラスメント防止体制や研修の実施(セクハラ・パワハラ等)
 • 休職・復職対応の実務アドバイス


従業員のメンタルダウンを防ぐには、
「予防→早期発見→適切な対応」
が職場の安定を保つカギです!
GW明けに起きやすい「五月病」と職場のメンタルヘルス対策


五月病は誰にでも起こりうる「心のブレーキ」です。
一緒に働く仲間になにかしら異変を感じたら、声をかけて話しを聞いてみてください。

「心の健康を守ることは、人材を守ること」です。
企業において、ヒトは大切な財産です。
従業員の健康を守ることで、更に企業の土台がしっかりしていきます!

「従業員が休み続けている…。」「休職の申し出があったがどう対応したらいいかわからない」等、お困りのお客様がいらっしゃいましたら、いつでもご相談くださいませ!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます😊



Posted by tomato-sr at 15:30│Comments(0)
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沖縄県那覇市にある社労士事務所『とまと社労士オフィス』です。
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